スウェーデンの小さな町に住む15歳の少女ブリット‐マリが、ペンフレンドに向けて語る、日々の豊かな暮らし、初恋、家族の絆…。「子どもの本の女王」と称され、後に国際アンデルセン賞を含め、数々の賞に輝いたリンドグレーンの幻のデビュー作、待望の初邦訳! 生き生きした描写、個性豊かな人々、後の作品全ての萌芽が読みとれる物語です。
「ロッタちゃんシリーズ」「長くつ下のピッピシリーズ」「やかまし村シリーズ」「おもしろ荘シリーズ」のあのリンドグレーンさんの処女作というのが,なんとも開いてみたい1冊ではないでしょうか。
イラストもリンドグレーンさん本人が描かれているというのもまた魅力的に思いました。
他の作品よりも主人公の年齢が上のため,10代向けの1冊に思います。
昔若い娘だったお母さん方にもキュンとくる1冊かもですね!
子供のためではなく親の私がほしい本でした。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子8歳)
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