ゴリラ、チンパンジー、ゾウが、順々に、おいしそうな果物の生る木にやってきて、仲良く赤い実を食べます。そして、おなかがいっぱいになると・・・。自然界の営みを易しく、楽しく、解説してくれています。娘は、「どうして、動物は種を出さないの?」と、不思議がっていましたが、その種が大地に返り、そこから新しい芽が出て、再び森を潤すことを知り、面白さの中にも驚きの発見をしたようです。同じ作者の「ぼくごりら」(ちいさなかがくのとも)も、娘のお気に入りの1冊です。どちらも、作者のゴリラへの限りない愛情が伝わってくる素敵な作品です。 (ガーリャさん 30代・ママ 女の子3歳)
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