青森県にある八郎潟を舞台にしたお話です。
創作絵本で 昔話ではないそうですが
これぞ ニッポンの昔話!といった感じで
久しぶりに読み応えのある昔話に出合ったような
気持ちになりました。
高い志を持った青年が いつしか欲に目がくらみ
その為に最後は 身を滅ぼしてしまう…
私利私欲にはしり
自然への畏れをないがしろにした結果がどうなるか…
ストレートに感じさせてくれるお話でした。
少し長めですが
使われている方言のテンポが良かったり
登場する人物の表情豊かな絵が とっても魅力的だったりで
一気に読めてしまった絵本です。 (西の魔女さん 30代・ママ 女の子13歳、男の子9歳)
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