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マコチンの弟のあだ名はマコタン。ふたりといっしょに遊んだりいたずらしている気持ちになってくる、元気で楽しいお話です。
息子がマコチン好きだったので、読んでみました。
灰谷健次郎さんって、推薦図書や課題図書に多く入っているし、何となく固いイメージ。でも子供の気持ちや行動をよく分かっておられるので、この本は面白い系です。
シンプルで分かりやすい文体もさすがだと思います。
マコチンにイボが出来て、イボコロリで取ってもらうのですが、弟のマコタンは羨ましくて真似をします。イボコロリで取るのといい、取るときのお父さんの歌といい、笑いを誘います。
息子は、マコタンが友達のゆりちゃんに電話をして「ハロー、オー、ノー、サンキュウ」「ハロー、ベリマッチ、オー、ノー」とデタラメ英語を喋って「あほ」と電話を切られてしまう場面が大好き。そこだけ一人で読んでゲラゲラ笑っていました。
男の子や、兄弟にお薦めです。あと「男の子の変な生態」を知りたい方にも面白いと思います。 (マイルズさん 30代・ママ 男の子4歳)
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