ねんねん ねんねん ねんねんよ…ことりさんは、木でねんね。かあさんにだかれてねんねんよ…なかなか眠りにつかない子どもを抱いて、母親はうたいます。ゆたかな自然に抱かれ、母親の愛情につつまれた子どもたちは、この歌を聴きながら安心して眠ることができるのです。韓国に古くから歌いつがれてきた伝統的な子守唄の調べにのせて、やわらかな風合いをもつ韓国画の見事なさし絵が、母子の眠りの世界を紡ぎだしています。小さなお子さんをもつお母さんはもちろん、孫をもつお祖母さん、また韓国の文化に親しむ人たちにぴったりの上質な詩絵本です。
ぼうやがとてもかわいいです。おしめをしているもこもこしたおしりの感じや、おかあさんにしがみつく手のぷゆぷゆした感じがよく描かれています。
いろんなものが、みんなねんねするよ、とぼうやに子守唄をきかせるおかあさん。ぼうやはもう夢の中に入っています。
フジツボやまつぼっくりまででてきたのがおもしろかったです。
おかあさんの愛情深さ、ぼうやの無邪気さが心にしみる、素敵な絵本です。やさしい色合いの絵と、おだやかな子守唄に子供も大人も気持ち良く眠れそうです (どくだみ茶さん 30代・ママ 女の子6歳)
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