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あなの中で冬ごもりしている熊の坊やが、お母さんに尋ねました。「ぽとんぽとんってなんのおと?」春を待つ熊の母子の交流と、季節の移り変わりを暖かい言葉と絵で描いた絵本です。
双子のこぐまのかあさんが、とても二人のぼうやに優しく接して答えていると思いました。冬眠中ならかあさんも眠たくて仕方ないと思うのに、聞いたことに優しく答えているので感心しました。当たり前のことかもしれませんが、なかなか相手の言うことに熱心に答えれないのもあると思いますが、見習いたいものです。ぼうやの聞いてくる音に、必ず不安にならないようにしてるのでぼうやたちを本当に愛おしく思っているのだと思いました。我が子を傍に置いて見守っているかあさんの至福の喜びの時間なのかなあって思いました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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