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セロを弾くのが上手でないゴーシュの前に、夜毎あらわれる動物たち?。赤羽末吉が、岩絵の具と不透明水彩の個性豊かな筆致で表現。
赤羽末吉さんの挿絵こそがこの作品の魅力を、最大限に引き出しているでしょう。まさにご飯に味噌汁です。
ゴーシュの自信なさげで真面目な表情がいいですね。
最大の被害を被った?猫とかっこうも絵本から飛び出しそうです。子だぬきがセロをぽんぽんと叩くところは、何度読んでも顔がほころんでしまいます。
公演が終わって家に帰ってきたゴーシュが窓に向かって、「ああ、かっこう。あのときはすまなかったなあ。」とつぶやくシーンも、このアングルですよ!イメージ通りですよ!
温かく優しい気持ちになります。 (まほうのコトバさん 40代・ママ )
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