ねずみの女の子ボニーは、地下室にある植木鉢に住んでいます。でも家族が多すぎて、家の中はぎゅうぎゅう。「あたしどこに寝たらいいの?」しょんぼり地下室を出て、人間の住む世界に上がったボニーが、その家の女の子メアリーの部屋で見つけたのは…? 物語の名手ゴッデンが描く、楽しい幼年童話。かわいい挿絵もいっぱい!
「ねずみのいえさがし」に始まるヘレン・ピアス作のねずみの写真絵本3作が好きだった息子。
この本はそれを髣髴とさせる幼年童話です。
地下にある割れた植木鉢を寝床にしていたねずみの一家。
でもそこは小さすぎて、子ねずみボニーは兄弟たちに蹴り落とされる始末。
そこで真夜中に一人で寝床探し。
寝ている猫を見つけて一人であせって階段に駆け上がったり、たんすの上に見つけたドールハウスで寝ていたらドアが閉まって一人でパニックになったり。
久しぶりに「ねずみのいえさがし」を読みたくなりました。
全てのページに書かれている絵は温かく、文字もひらがなが多用され、年長さんでも一人読みができそうです。 (ヤキングさん 20代・ママ 男の子8歳、女の子3歳)
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