あさぎいろ、しゅいろ、すみれいろ…。昔から伝わる日本の伝統色を22選び、紹介していきます。
ピンクやグリーンという言い方もありますが、日本語の色の表現には、昔からの生活に根ざした意味と、美しい響きがあります。 深みのある美しい色と、その色のイメージにふさわしいシンプルな絵。色の名前の由来も紹介されていて、これがとてもおもしろい!
古くから日本人が大切にしてきた、美しく個性豊かな色。その魅力は子どもたちの心にもしっかりと届くでしょう。読み聞かせをするお母さん・お父さんも楽しめる内容です。
ぼたんいろ、ときいろ、すみいろ、うぐいすいろ、などなんてきれいな名前なんだろうと思いました。ときやうぐいすは、実際に見ることはほとんどありません。とても微妙な奥の深い色あいです。
自然の色は数限りなくあるでしょうから、色の名前も限りないかもしれないなと思いました。
さらりと描かれたイラストが、美しい色をいっそうひきたたせています。
この絵本を見ていたら、自然とゆっくり見つめる暮らしをしたいな、と思えてきました (どくだみ茶さん 30代・ママ 女の子6歳)
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