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すずの兵隊とおどりこさんの悲しい恋の物語
男の子の誕生日プレゼントは、25人のすずのへいたい。でも最後の1人は1本足でした。その1本足のすずの兵隊さんが恋をしたのは、紙でできたおどりこさん。運命のいたずらで別れ別れになった2人が再会したのは、熱い熱いだんろの中…。
誰でもよくしていいる有名なアンデルセンの童話の1冊です。
この絵本は角野栄子さんが文を書き、ささめやゆきさんが挿絵を描いています。
出版は小学館の「アンデルセン絵本」シリーズから。
この本はシリーズとして意識しているのか、角野さんが意識してされたのか分かりませんが、
改行が多く、挿絵の幅に合わせたレイアウトのとり方で、とても読みやすかったです。
1つ1つの言葉も、小さい子でも理解しやすいものを意識して使われている気がしました。
これなら、年齢の低いお子さんが一人読みした時によくわかると思います。
また、ささめやさんが描かれた「黒おに」が、自分の持っていた黒おにのイメージとすごく似ていてびっくりしました。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子11歳)
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