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絵・文: 川浦 良枝  出版社: 白泉社 白泉社の特集ページがあります!
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アンデルセンの絵本 火うちばこ
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アンデルセンの絵本 火うちばこ

  • 絵本
作: 角野 栄子
絵: エリック・ブレグバッド
出版社: 小学館 小学館の特集ページがあります!

本体価格: ¥1,700 +税

  • ハッピー・リユース・プログラム対象作品

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出版社からの紹介

火うちばこをカチッとならすと大きな犬が…

ふしぎな火うちばこを手に入れた兵隊さん。お姫様に恋をするのですが、王様にみつかって、死刑台に!でも男が火うちばこをカチッとならすと、大きな犬が現われて、兵隊さんは助けられ、お姫様と結婚できました。

ベストレビュー

危険な成功物語

兵隊さんが、手に入れたお金と魔法の火打ちばこで、お姫様とめでたくゴールイン。
あっさり書くと成功物語なのですが、書かれ方にかなり疑問符が付く作品です。
金のありかと教えてくれた魔女(決して悪者に描かれていない)をいとも簡単に殺してしまった兵隊さん。
お金で好き放題したあげく、お金が乏しくなったところで新たな発見。
火打ちばこの魔法を知った兵隊さんが繰り広げる好き勝手は、ほめられたものではありません。
好き勝手の報いか、捕えられて処刑されるというその時に、登場した魔法の犬たちが人々を殺戮する光景は悪夢のようです。
軽々しく描いているけれど、かなり危険な語り口ではありませんか。
グリムにも同じようなお話はあって、悪事がそのまま通されてしまう構図は目にしてきたのですが、そこにある理不尽さには皮肉が込められていて、反面教育的にも受け取れたのですが、この物語については、あっさりとし過ぎていて、兵隊さんが美化されているようにも思えてしまいました。
それでもポイントが高いのはエリック・ブレグバッドの絵のせいでしょうか。
ブレグバッドは兵隊さんを少し突き放した描き方をしていて、めでたしめでたしにはしていないように思えました。

低学年に読むときには、要注意絵本かも。
(ヒラP21さん 50代・パパ )

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