|
ふしぎな火うちばこの魔法パワーをご覧あれ
火うちばこから火打ち石を取り出して、カチカチッと打ってみると… 大きな犬が現れて、なんでも願いをかなえてくれます。戦争から帰ってきた兵隊が繰り広げる、勇敢で大胆な物語。アンデルセンの傑作です。
日本人的、令和的には、考えさせられますが…。
アンデルセン文学の特徴
(1)ホメオパティー感覚
(2)文体
(3)弱者と主人公
日本では情緒的にとるが、ヨーロッパではホメオパティー感覚でエートスが違っている。日本人の感覚ではない。
人文学→大人の目を借りて大人の位置づけをする。
弱者(女性、子ども)から見た世の中の方がより真実をついている。
童話芸術の確立がアンデルセン作品である。
文学としての条件
情緒的・感傷的作品は、現実と人間に対する深い観察に裏打ちされていること。
まずは、1800年代の時代背景を念頭に置いて作品として味わうと、抵抗感が最小限で鑑賞できると思います。 (クッキー&ショコラさん 50代・その他の方 )
|