世界の神話絵本シリーズ《アステカ》版です。
船崎はこういうちょっとかための文章も書かれる方だったんですね。
私はもともと昔から、みんなが知っているエジプト文明やインダス文明よりも、中南米の一部の地域でさかえたマヤ、インカ、アステカ、オルメカ文明に心惹かれるところがあったので、こういう絵本が出てくれたことがとてもうれしかったです。
神話というと「ギリシア神話」などが有名なので、ちょっと引いてしまう人も多いかもしれませんが、中南米の神話も、なかなかっこよくありませんか?
ケツアルコアトルの生き方が潔くって、あえて争いをせ、信念を曲げずに前を向いて歩いて行くところが、神様というより、「男!」って、感じがしました。
うちの上の子は、難しくてよくわからなかったそうですが、こういう絵本が出たことで、中南米の文化や歴史がもっといろいろな人たちの目に触れて、メジャーになってくれるといいなぁと思います。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子12歳、女の子7歳)
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