いたずらずきなジャコモはレオナルド先生に叱られてばかり。共に過ごした26年間をレオナルドの功績を含め語る。
今、伝記絵本を読んでいるのですが、短いストーリーの中に凝縮された人生が垣間見えて秀逸なものが多いというのを感じています。
この作品も伝記絵本の論文の中にあったのですが、読んでみてちりばめられているダ・ヴィンチの言葉一つひとつにうなずけるものがありました。
そして、やはりダ・ヴィンチは天才だったのだなあと思います。
その天才と一緒にいたのがジャコモで、その関係は『ジョコンダ夫人の肖像』でも読んだことがあり、再び『ジョコンダ夫人の肖像』の方も読んでみたくなりました。
伝記絵本というジャンル、大人向けに出されているのか?子ども向けなのか?わからないところがありますが、短編読物として読んでもおもしろいのではないかと思います。
(はなびやさん 40代・ママ 男の子12歳)
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