「おとうさんは、もう すぐ、みんなの しらない ところへ いくんだ。」 「ぼくは、おとうさんと ずっと いっしょに いたい。」 受け継がれるいのちの物語。
いのちの終わりを悟ったぞうのおとうさんは、幼い息子のポッポに、生きるためのさまざまな知恵と力を授けようとします。しかし、ポッポは“死”を理解できません。やがて、別れの日がやってきます――。受け継がれてゆくいのちの力強さをうたった絵本。
このお話は、自分の死期が分かるお父さんゾウが自分の息子のゾウにさりげなくゾウの生き方を教えてあげる素敵な親子関係のお話でした。男同士の言葉のないやり取りがうちの子には響いたのか「なんかかっこいい!!」と言って共感していました。 (イカリサンカクさん 30代・ママ 男の子7歳)
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