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図書館で本を選んでいる時、娘が何気なく
「これでしょ」と持ってきたのがこの本でした。
この本を探していたわけではなかったのですが
娘は、私が柿本さんの絵が大好きなのをよく知っていて
この本を持ってきてくれたようです。
開いてみると、最近娘がはまっている幼年童話のようでしたので
読んでみる事にしました。
いつもうそばかりついて、嫌われ者のきつねが
自転車に化けて、図らずとも人間を助けるお話なのですが
そのことを森の友達に話しても信用されません。
でも、助けてもらった人間は「神様がくださった」と
感謝しているというオチなのですが
そのストーリーのあたたかさと、絵のタッチがすごくあっていてよいです。
欲を言えば、森のお友達にも認めてもらえるようなオチが
よかったような気もしますが
日ごろの行いがものを言うということなのですよね。
ほんとうに、柿本さんの絵は、α波が出る感じです。
娘もおだやかに聞いています。 (やこちんさん 30代・ママ 女の子3歳)
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