夏の夜、小川のほとりをさんぽしていたおばけのどろんどろんは、そこでぴかぴかとひかるふしぎなおばけにであいました。
○あらすじ
すずしい なつの よるです。
おばけの どろんどろんは
おがわの ほとりを
さんぽして いました。
すろすろすろ、すろすろすろ。
あれっ。めのまえを なにかが
ひかりながら とんでいきます。
・・・ひかる ものは どんどん ふえて
おばけみたいな かたちに なりました。
○編集部より
幼稚園や保育園での読み聞かせで、こどもたちに大人気の絵本です。こわがりで気のやさしい「おばけのどろんどろん」が、たくさんのほたるといっしょに、くいしんぼうのこうもりたちを追いはらう展開に、ハラハラドキドキ。ほたるを知らない現代のこどもたちも、夏の夜の冒険を堪能しているようです。視覚デザインの美しさとともに、くさむらから顔をのぞかせるねずみの表情など、すみずみまで楽しさがつまった絵本です。
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