おかあさん、やわらかくって、いいにおい。うまれたくなかった子どもは、女の子にであって、おかあさんをしって、うまれることを決心したのでした。
「生まれたくなかったから生まれなかった子どもがいた」というスタートにはドキリとさせられました。
この世には、いろんな事情で生まれてこなかった子どもたちの魂が浮遊しているのでしょうか。
想像すると、恐ろしくもあり悲しくもありますが、やっぱり存在感を持たない寂しさが大きいに違いありません。
生まれてきたからこそ、体感できていることがあるのです。
くたびれるかも知れないけれど、生まれてきて良かった事を、大切にしたいですね。
この絵本は、少々めんどくさい自己肯定の絵本だと思います。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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