人間のさまざまな心を描き出す、戸田幸四郎の名作絵本シリーズ。
遠い北の空からみずうみを目指して飛び続ける、百羽のツルの群れ。平和な空気が急転、一羽の病気のツルが皆に黙って落ちはじめます。それを見つけた他のツルが…。
互いを思いやる心、慈しむ心。そうした「心のつながり」を簡潔な文で表現した優しい物語。読み聞かせにも最適です。青を基調とした背景に浮かび上がる美しいツルの姿に心を動かされます。
このお話は鶴たちが寒い北の大地から湖目指してやってきたお話でした。先日白鳥の飛来を見たところだったので、この絵本の状況が分かりやすかったそうです。鶴たちがVの字になって飛んでいく様子を見て、「本物みてみたいな〜!」と言っていました。 (イカリサンカクさん 30代・ママ 男の子9歳)
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