ひと晩で天までのびた豆の木をのぼって、ジャックは運だめしに出かけます。たどりついた天の上には、大男がおかみさんとくらしていました……イギリス民話。
息子がよく借りてくる講談社の絵本世界のおはなしシリーズ6です。
最初絵だけを見て、ジャックのお母さんが大男の顔より怖いのに驚きました。ジャックが牛と豆の種を交換してくるのですから、お母さんが怒るのは当然と言えますが、こんな顔で怒られたら怖いです。
絵が片山健、エネルギッシュで勇敢なジャックをうまく表現していると思います。
私が気になったのは、ジャックが切り倒した豆の木で大男は死んでしまいますが、雲の上に住んでいた大男のおかみさんはどうなったのでしょう?
ジャックにご飯をあげたりかくまってあげたりと気のいいおかみさんだっただけに無事なのかが気になりました。
毎晩息子と5冊ほど絵本を読んでいるのですが、この日読んだ絵本の中ではダントツこの絵本が息子の記憶に残ったようです。絵がインパクトがあるだけに記憶に残る本だと思いますよ。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子6歳)
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