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『ぼくが子どもの頃、この海辺の町にやってくるクリスマスは、いつの年も、とてもよく似ていたし、寝入りばなに、かすかに聞こえてくる誰かの話し声のほかは物音ひとつしなかった。だから昼も夜も雪が降り続いたのが、十二才のときの六日間だったのか、六才のときの十二日間だったかなんて、ちっとも覚えていないんだ。』
ウェールズのクリスマスの想い出という題名の通り、クリスマスの思い出が綴られている絵本です。
イラストが景色も情景も素敵で、まるで読み手もその中にいるような感覚に陥ることでしょう。
クリスマスのわくわく感や素敵さが味わえるクリスマス絵本です。
日本とはまた違ったクリスマス雰囲気もまたいいですね。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子12歳)
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