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ライオンが毛皮をぬいだらくまに、くまが服をぬいだら?。裸になってお風呂に入るまでをも遊びにしてしまう男の子の愉快な絵本。
私は小学校の全学年で読み聞かせをしているのですが
この本は1年生〜6年生、どの学年、どのクラスでも
みんな大ウケでした(^^)
ええっ!?と読者を裏切る、数々の驚きの展開。
最後のオチといい大人が読んでも引き込まれる
本当によくできた素晴らしい絵本だなぁ〜!と思います。
低学年はライオンくんが一枚脱ぐたびに
全員声を揃えて「えー!?」「えー!?」と
その思わぬ展開に、前のめりで大笑い。
高学年は表紙を見た瞬間
「赤ちゃん絵本かよ〜」と苦笑なのですが
こちらもまた一枚脱ぐたびに「えー!?」と前のめり。
で、低学年との違いは
だんだん脱ぐにまして「ま・・まさか・・!?」
さらに脱ぐとノリのいい男の子達が声を合わせて
「ま!?まさか〜!?」
女子は顔に手を当てて「きゃー!まさか次はパンツまで〜!?」
と変な緊張が走り
ぺラッとすっぽんぽんのページをめくった瞬間
「ぎゃー!わー!!!!」
と大盛り上がり!
すかさず私が手で隠してあげると、静まり、
また手を離すと
「ぎゃー!わーーーー!!!!」
と大騒ぎ。(すみません;こんな読み方して^_^;)
教育的にいいのか!?と思われてしまう読み方かもしれませんが
高学年になると
厳しい表情で登校してくる子や、
子どもながらに学校や家庭での葛藤が出てくる学年なので、
ただただ単純に、クラスのみんなで朝から笑ってほしい時
リラックスして一日をスタートしてもらいたい時
この本を読む事にしています。
そしてみんなで笑い、同時に私も子ども達の笑顔から
たくさんのエネルギーをもらっています。
絵本の力ってすごいなぁと思う素晴らしい一冊です! (nnnさん 30代・ママ )
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