友だちの家でケンカして家を飛び出し、迷子になったかなは、変なお店で、おばあさんに、ふきげんを売ってくれと言われて驚きます。
ジャンルとしては幼年童話の部類で、小学校2年の次男が借りてきた本です。
お話は、小学生の女の子同士のケンカと、そこに、魔女を絡ませることによって、微妙な心理状態を巧みに描いています。
女の子の気持ちを、代弁していて共感する読み手も多いのではないでしょうか。
ほぼモノトーンの絵なのですが、ポイントとなる頁の挿絵には少し色付けがされていて、中々見易い絵だと思いました。
文字数も丁度良く、小学校1〜2年生の特に女の子にオススメします。 (ジュンイチさん 40代・パパ 男の子12歳、男の子6歳)
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