この本に描かれているのは小さな女の子mamechan(まめちゃん)のユーモアあふれる日常スケッチ。約45点の作品が、春、夏、秋、冬の章に分けられて構成されます。鉛筆のやさしいタッチで生き生きと描かれた元気いっぱいのmamechanと、それに振り回される周りの大人たちの姿に、映画『地下鉄のザジ』や『ホテル・ハイビスカス』の主人公を重ねる方もいるかも知れません。
大人の人たちにとっては、時折本をひらくことで色々な時間や感情を思いだすことのできる本に。小さな人たちにとっては愉快な、そして大きくなるほどに違った風景が見える本になっていただければと、そう思っています。
また、この本にはひとつひとつの絵に言葉がついていません。読む方の想いをふくらませて見ていただきたいとねがっております。
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