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だってわたしはおばあさんだから、それが口ぐせのおばあさんと猫とが、心を通わせ信頼感を育んでいく不朽の名作絵本です。
猫が魚釣りに誘っても、
「だって私は98歳だもの」と断るおばあちゃん。
ケーキを作るのが上手な理由も、
「だって私は98歳だもの」というおばあちゃん。
ところが猫がお誕生日ケーキのろうそくを落としてしまい
5本のろうそくでお誕生日のお祝いをしたおばあちゃん。
その次の日から五歳のおばあちゃんになります。
川をびょんと飛び越えたり、
魚釣りをしたり!
「だって私は5歳だもの」といって、
猫と一緒にいろんなことにチャレンジするおばあちゃんの姿、
とても心あたたまります。
「私、どうして前から5歳にならなかったのかしら?」という
おばあちゃんと、
「でもおばあちゃん、5歳でもケーキつくるの、じょうず?」という
心配そうな猫の会話で終わりますが、
4歳の息子と年が近いせいか、息子とおばあちゃんが
話しているような気がして、
とても優しい気持ちになれました。
猫と同じ年くらいのお子さんに是非お薦めしたいです! (ムスカンさん 30代・ママ 男の子4歳、女の子0歳)
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