あの世につながるという伝説の井戸を探検にきた悟が出会ったのは、冥界に帰れなくなった迷子のおばけ。心躍るファンタジー!
一人称のわりに描写文がけっこうあるなぁと思ったり、いくら一人称だからといって、少しくだけた文章が気になった。
それでも たかむらくんが出てきてからは、スーッと読んだ。
全然興味なしだった娘は、読み始めてすぐ夢中になりました。
おもしろかった、家に買ってと言われました。
最初は恐い話かなとドキドキしたけど、全然違って、おばけになって遊ぶくだりがおもしろかったそうな。
あと私が、お話の中のお母さんタイプではない、お父さんだなと言われました。
中学年の、ちょっとした冒険心を刺激します。おうちや周囲に、もう苔むした小さな伝説はありませんか。
娘も1時間ちょっとで読んでいました。 (てぃんくてぃんくさん 30代・ママ 女の子8歳)
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