ゾウムシのぐりぞうは、長い口を使って、どんぐりでいろんな物を作るのが得意。ある日「なんでもや」を始め、虫たちのどんな依頼も引き受けるのですが・・・。虫たちが愛嬌たっぷりに繰り広げるユーモラスで愉快な絵本。
なんでもやをはじめたゾウムシのぐりぞう。
どんぐりの中から生まれたと歌いながら、とがった長い口をどんぐりにさしている様子を見て思い出しました!
子供の頃拾ったどんぐりから出てきた虫のことを!!!
衝撃的な思い出で、記憶に残っています。
ハナムグリや蝶の幼虫、コモリグモと、虫が苦手な人はちょっと気が引けるような虫たちが出てくるのですが、なんだか愛嬌のある描き方がされているので、可愛らしく見えてくるから不思議。
「なんでもやはじめました」の看板が、「なんでもやりはじめました」に書き換えられて、最後は「なんでもやはしめました」と書き換えられ、落ちがあるのが面白かったです。 (ピーホーさん 30代・ママ 女の子5歳、女の子3歳)
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