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昔話は時代を超えて、多くの子どもたちの心をひきつけてきました。子どもがはじめて出会う本のひとつとして、昔話を正しく語りつぎたいという思いから、本シリーズが生まれました。
<23巻あらすじ> 一本杉を切らない代わりに、不思議な扇を天狗にもらったきこり。それは表であおぐと鼻が高くなり、裏であおぐと鼻が低くなる不思議な扇でした。
子供と読む日本の昔話てのひらサイズ絵本です。
山形県で語られた昔話を元に再話したものだそうです。
きこりがお金持ちになって、ひなたぼっこして寝転んでうつらうつらし
ながら扇で扇ぐと鼻がぐんぐんと天まで伸びていく様子が愉快でした。
雷様が火箸で鼻をざくっと刺したのには身震いをしてしまいますが、青
蛙になってしまったのにはびっくりでした。天から落ちて田螺や蝸牛に
なるお話もあるとのことなので、他の絵本も読んでみたくなりました。
裏表紙の木の上の天狗にも気になるところでした! (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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