M・スチュアートの傑作ファンタジーが復刊です!
おばさんの家へあずけられたメアリー。ほうきに「夜間飛行」の花の汁をつけると、ほうきは彼女を乗せて空に舞い上がりました。行き着いた先は魔法学校。そこで入学を許可されたメアリーは・・・。
初版は1976年、あかね書房より刊行。
“魔法の学校”というモチーフから一部ではあの大ヒット作品の原形ともいわれる魅力的な物語です。
すべてのファンタジー・ファンに読んで欲しい作品です。
昔の本の復刊なので、前半の描写が丁寧でなかなか本題に入らないのですが、最後まで読み聞かせしてみたら、とても読み応えがありでした。
魔法、ファンタジーというとやはりイギリスだなあと思いました。
とてもとてもおもしろくて、終盤は息子よりも私の方が先が知りたくて読み聞かせに熱が入ったぐらいです。
一人で読むなら中学年以降でしょうか?
市の図書館ではなぜか?ヤングアダルトの棚にあり、小学生の子たちに読んでほしい上質なファンタジーなのにとても残念で仕方がありません。
内容ですが、夏休みに大おばさまの家に預けられた十歳のメアリー。
何もない退屈な日々を過ごすものと思っていたら…。
冒険要素もあって、最後の方は手に汗握るという感じでとても楽しめました。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子8歳)
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