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「どうぶつむらのがちょうおくさん」シリーズ第2巻です。はるまつりで歌声をひろうしたり、車の運転に初挑戦したり、なぜか衣替えのさいちゅうに行方不明になったり…… がちょうおくさんはますます大活躍です。
娘が幼稚園から借りてきました。
こんなに文字ばかりのボリュームあるものも、自分で読みたいって
思うようになったのだなあ。でも読んであげるの大変だなあ(笑)。
と思いながら、少しずつ読みました。借りていられる期間が1週間も
ないので結構焦りました。
がちょうおくさんはちょっと・・いやちょっとどころかものすごく
おまぬけさんです。タイトルが『おっとあぶない がちょうおくさん』
ですが本当に「おっとあぶない!」と思うことばかりです。
こんな奥さんが身近にいたら、私は苦手だなあ、あんまり
かかわりたくないなあって思ったのですが、娘は気にすることなく
「これこれこうじゃんねえ〜」「がちょうおくさん違うよねえ〜」
と、がちょうおくさんのおまぬけぶりを指摘しながら、
笑いながら楽しく聴いていました。
子どもって自分自身がいろいろたくさん失敗してばかりですから
「いけないんだ〜」などと言いながらも、他の人の失敗をおおらかに
許すことができるのかもしれないなあ。すごいなあと思いました。
がちょうおくさんの隣に住む、りすおくさんは大人ですので、あれこれ
がちょうおくさんに言ったりします。言い合いになったりもします。
(がちょうおくさんがいけないんですけどね)
それでも、かかわりたくないなあなどとは思わず、あれこれ世話を
焼いてあげるのです。りすおくさん、立派!
私も、娘や、りすおくさんのように、誰かの失敗をおおらかに許し
そして決してがちょうおくさんのようにはならないように
したいなあと思いました(笑)。 (ぽこさんママさん 40代・ママ 女の子5歳)
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