![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
先生になって5年目の春、何をやっても泣いてばかりのMちゃんが入ってきました。「おはなの種を蒔くよ〜」「うえ〜ん」「牛乳の時間だよ〜」「うえ〜ん」
他の子が耳を押さえるほどの大音量でした。
さてさて困ったぞ、と思っていたら、ある日この絵本を読んであげた時から、彼女は「ママ、今日ね、わにのお話よんでもらった〜」と園での出来事を母親に話し始めたのでした。
(もちろんそこから徐々に慣れてきて、夏休み前にはすっかり幼稚園大好き!になってくれていました。)
今までも絵本には助けられていましたが、その中でも思い出の一冊です。
泣く子もつい見てしまう絵と、絵本らしいどんどん大きくなっていってしまうわに。何度読んであげてもこども達は飽きませんでした。最後には作者のちょっとしたいたずらもしてあって、おとなも思わずうふふ、となってしまいます。ぜひ見てみてください。 (ナナママさん 30代・せんせい 女の子5ヶ月)
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