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98歳の詩人,まど・みちおと85歳の絵描き,柚木沙弥郎によるおじいさん絵本。ずっとみずみずしい心を持ちつづけたいすべての人に。
ゆのき さみろう氏の絵に惹かれました!!(まどさんの詩が生かされています)
色が美しくて 輝いているのです
「せんねんまんねん」 言葉の響き・・ 時の流れを感じさせてくれます
いつか のっぽの ヤシの木に なるために
こんなはじまりです
夕焼けの空のようで きれいな中に のっぽのヤシの木
ヤシの実が 落ちる〜
「あ〜っ!」
声を出してしまいそうな 青空のなかの ヤシの木
じひびきで ミミズが とびだす (これは笑えます)
なんで ミミズ?
ミミズはヘビに食べたれ ヘビはワニにのまれ ワニは川にのまれる
まどさんの 詩のおもしろさ そして 輪廻・ 時の流れ
人間が産まれる前の はる なつ あき ふゆ
この時間の流れが 雄大に広がります
そうか・・・人間は自然の中に生かされているんだ
とても 小さな存在なんだと思えました
「ながいみじかい」 この時間のながれかたも
広い宇宙から見れば ながくて みじかい
そんな風に 時間が流れているのかと思いました
(にぎりすしさん 50代・その他の方 )
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