マンモスたちは、恐ろしいホラアナライオンに襲われた。みんなが危ない。ゴンは助けを求めて、まだ見ぬお父さんのもとへ走っていく。はたしてピンチを救うことはできるのか。
息子の大好きな黒川光広さんの絵本です。
原始時代に生息していたマンモスの群れのお話です。
子供のマンモス、ゴンも出てきます。マンモス親子の会話の中で、
人間のことを”ライオンよりももっと恐ろしいもの”と表現していたり、
オスのマンモスは大きくなると群れを出て1頭だけで暮らすという
説明が出てきたりして、大昔の生き物が大好きな息子は、「そうなんだあ」
と感心しながら聞き入っていました。
話の中盤、群れのマンモスがライオンに襲われピンチを迎えたりとドキドキする
場面も見られ、ストーリー的にも盛り上がりがあって良かったと思います。
黒川さんの絵本は、後半の数ページがいつも絵が満載の解説付きなので、
登場した生き物たちのことをさらに詳しく知ることが出来、今回も
マンモスのことや、ホラアナライオンのことがよくわかる内容になっていました。
絵本を読みながらいろんな情報が得られるのはすごく良いですよね。
「マンモスのぼうけん・シリーズ」の絵本になっているようです。
是非シリーズで読んでみたいと思いました。 (どんぐりぼうやさん 30代・ママ 男の子6歳)
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