村はずれに住んでいるおばあさん。いつも元気に畑仕事に精をだしています。そうしているうちに、おばあさんの家に次から次へといろいろな動物がやってきます。おばあさんは、追い返すことなく、「あはっ」と笑ってむかえ入れます。みんな友だちだから独りぼっちではなく、いつもたのしい夜の食事をします。
1人暮らしのおばあさん。
偶然ポケットに飛び込んできたカエルを家に連れて帰ります。
そして 一緒にご飯を食べる時
なんだか嬉しくなって「あはっ」と笑い声を上げるのです。
この「あはっ」は 1人よりも2人
(カエルだから1人と1匹ですが…)の方が楽しい☆と
おばあさんが【気付いた】為に上げた声だとしたら
これは『アハ体験』の「アハ!」かな…なんて考えたりしました(笑)
カエルに続き この後も多くの友達を家に連れて帰り
その度に「あはっ」を繰り返すおばあさん。
お友達が増えるたびに どんどん表情も明るくなり
おしまいのページの顔は
表紙の気難しそうなおばあさんとはまるで違います。
そんなおばあさんの変化に 私も嬉しくなる絵本でした。 (西の魔女さん 30代・ママ 女の子14歳、男の子10歳)
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