
暖かい春の朝、こぐまのチョウスケは、川へ魚取りにいき、川原で大声で鳴く鳥のひなを見つけます。チョウスケはひながお腹がすかせて鳴いていると思い、家に連れて帰りハチミツをやりますが鳴いているばかりで食べてくれません。野原で青虫をみつけてやったり、再び川に行き小魚をとってやったりしますが、それも食べません。チョウスケは困ってしまいます……。

ほこほこと心があたたかくなる絵本です。
チョウスケが、迷子のひなが食べそうなものを
一生懸命に口に運んでみて、何度も落胆する様子は
可愛そうで、気を揉んでしまうのですが、
ラストはお母さんや兄弟とめぐりあって
ハッピーエンド、やれやれと思います。
春の朝のハプニングでした。 (capellaさん 60代・じいじ・ばあば )
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