この本では、架空の図書館勤務の24歳の青年と、図書館大好きな11歳の女の子が、二人でブックトークを展開します。友だちをテーマにして55冊あまりの本が出てくるのですが、「世界のあいさつ」から始まり、「走れメロス」で終わるまで、前後の本に必ずつながりがあるようにトークが進み、レイアウトも工夫されているので、とても楽しく、ぐんぐん読んでいけます。普段のお話会でも、こんな風に紹介できたらおもしろいだろうなあと嬉しくなりました。
編著のお二人は、どちらも小学校教諭の経験を経て図書館に関わっていらっしゃるので、子供と本をどんなふうに繋いだらいいのかを、上手に教えてくださるという感じです。
シリーズで6巻出ているので読みあさろうと思います。 (あさやんさん 40代・その他の方 )
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