白ネコが恋人たちをてんてこまいさせたすえ、12回めのプロポーズを成功させる「かわいいファティマ」、19年間はなればなれに暮らす父を慕い、花嫁姿の娘が式直前に会いにくる「入り江の結婚式」、満月の晩に亡き姉の亡霊があらわれて、生前反対していた妹の恋を実らせる「あの世からの使者」──。素朴で真剣な村人の生活を、深い洞察力とユーモアで愛情ゆたかに描いた、「アンの友だち」につづく短編集。
「赤毛のアン」の完訳版シリーズの最終巻です。
前巻の第9巻と最終巻のこちら第10巻は、特別版といった感じのお話で、また楽しいですね。
アンが出会った方達のそれぞれの物語が書かれていて、シリーズ終盤にはぴったりなほっこりとした内容に思いました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子9歳)
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