19世紀はじめ、イギリスの港町にすむ11歳の少女メアリーは、岩にうずもれたふしぎな生き物をみつけた。それは海生はちゅうるいの化石だった…。世界的な化石専門家M.アニングの、子どものころの物語。
そろそろ博物館に連れて行ったりしてもいいな、と思っていたときに、
目にしたこの絵本。恐竜の絵本はたくさんあるけれど、化石の話は
珍しいなと読んでみました。化石採集者メアリー・アニングの
少女時代を書いた、伝記絵本ともいえるものです。
かあさんの店で売る「掘り出し物」を見つけては、家計を助けていた
メアリー・アニングが、弟と嵐の後の海岸でみつけたのは、大きな
イクチオサウルスの化石。
カバー見返しには日本で少年少女が見つけた恐竜の化石の紹介も
されていて、日本内でも見つかっているという事実に、娘が興味津々。どうして家の近くでは見つかっていないのかと聞いてきたり、
私も化石を掘りに行きたい!と、目をキラキラさせていました。 (ねがいさん 30代・ママ 女の子7歳、男の子2歳)
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