少女リゼットがイチゴを摘みに森の奥まできたとき、巨大なクロクマがぬうっとあらわれました。クロクマが後ろ足で立ち上がり、リゼットにおそいかかろうとしたとき……。クマにおそわれ生き残ったレイザーバック(イノシシ)の子どもが、愛するものを助ける勇気と力を身につけていく姿と、育ての親であるリゼットとの交流をみごとに描いた感動的な動物物語です。
我が家の小学3年生の娘にも読んでほしい「シートン動物記」。
童心社や偕成社文庫からも出ていますが、こちらの福音館書店のものは表紙の色合いやイラストも素敵で、女の子も惹かれそうに感じました。
こういう本をシリーズで読んでいけたら国語力もつくようにも感じました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子8歳)
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