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サリーのこけももつみ
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サリーのこけももつみ

  • 絵本
作・絵: ロバート・マックロスキー
訳: 石井 桃子
出版社: 岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!

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作品情報

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発行日: 1986年5月26日
ISBN: 9784001105902

対象年齢 4.5歳以上

この作品が含まれるテーマ

おはなし

 ある日、サリーはお母さんといっしょにこけもも山に、こけももを摘みに行きました。一方、山の反対側では、小熊とお母さん熊が冬眠に備えてやはりいっしょにこけももを食べに来ていました。
 ずっと歩きとおしでちょっぴりくたびれてしまったサリーは座りこみ、こけももを摘んで食べ始めます。それは小熊も同じこと。走ってくたびれた小熊は座りこんで、こけももを食べ始めました。そうこうするうちに、サリーと小熊はお母さんからはぐれてしまい、こけももの茂みの中でお互いのお母さんを取り違えてしまいます。

みどころ

 サリーと小熊――。母親といっしょにこけもも摘みをする、小さな子供たちのささやかな愉しみが、北米の大自然を背景に語られます。かわいらしい勘違いをしてしまったふたりの子供たちが、はぐれた母親に会えるのか、読み手はこのユーモラスな設定にどんどん引き込まれていくでしょう。子供たちがこけももの茂みの中で立てる音。――これは、この作品の大きな魅力であると同時に、親子をつなぐ象徴的な役割を果たしています。
 「こけもも」とは「ブルーベリー」のこと。濃紺一色、劇画タッチのイラストは主人公たちの表情を生き生きと描写し、横長の見開き画面を生かした巧みな構図は、すがすがしい山の空気を送り込んでくれるかのようです。
 家族の生活を作品に描いた作者マックロスキーのまなざしは、見返しからも感じられます。1940年‐50年代を思わせるカントリー風のキッチンは、古きよき時代、豊かな米国に生きた作者一家の息づかいを伝えます。
――(ブラウンあすか)

出版社からの紹介

こけももをつみに山へ行ったサリーは,お母さんとはぐれて迷子になってしまいました.一方,クマの親子もこの山にきていて,夢中でこけももを食べていました.サリーの思いがけない体験を描きます.

ベストレビュー

派手な絵本ではないけれど・・・

サリーとお母さんは、冬になって食べるジャムを作るために、山にこけももを摘みに行きました。サリーの手には小さなブリキのバケツ。こけももを摘んで入れると「ポリン・ポロン・ポルン!」と音がします。山には、冬を前にこけももを食べに来た熊の親子もいるんです。こけももを摘むより口に入れてしまうほうが多いサリーとこけももを食べるのに夢中の小熊が、それぞれお母さんを見失って・・・。
濃い藍色一色で細かく描かれた絵と、茶色で書かれた文章。表紙も決して目を引くものではありませんが、読んで行くとスムーズにお話しの中に入れるようです。
「ポリン・ポロン・ポルン!」のリズムも楽しいですね!
(かあぴいさん 30代・ママ 男の子11歳、女の子9歳)

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