
食いしん坊の私は、子供の頃、おかしの家じゃなく、おかしの国があったらいいなぁ、行ってみたいなと思っていました。その思いが絵本になったような気がしたのが、この本です。図書館で見付けた時、子供より夢中になって読んでしましました。おかしの家は、ちょと怖い話だけど、このお話は、最後まで夢のある楽しい話です。ある日、タイニイ・トゥインクルの所に、おかしの島の王様からパーティーの招待状が届きます。小さな船も同封して有りました。海に浮かべると船が、どんどん大きくなります。その船に乗って島に行くのです。途中から海の水が、クリームソーダーに、船がおかしの船になるのです。おかしの島は、食べてみたいと思うほど、人の顔や色んな物がお菓子で出来ていて、幸せな気分にさせてくれます。何の飾りもないスポンジケーキの山が、ドドーンとデコレーション・ケーキになった時は、子供たちからも「わぁー」と言う声が聞こえました。このパーティーがタイニイ・トゥインクルの誕生日パーティーだったというのもいいですよね。 (ぷちどりーむさん 30代・ママ 男の子8歳、男の子5歳)
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