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おこる
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プラチナブックメダル

『 おこる 』 は
「絵本ナビ プラチナブック」です。

絵本ナビ人気ランキング上位の絵本として選ばれています。

おこる

  • 絵本
作: 中川 ひろたか
絵: 長谷川 義史
出版社: 金の星社 金の星社の特集ページがあります!

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※お届け日は翌日以降(詳しくはコチラ

税込価格: ¥1,540

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作品情報

発行日: 2008年09月
ISBN: 9784323071190

出版社のおすすめ年齢:3・4・5歳〜
24.6cm×21.4cm
32P

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完成までのエピソードを編集の方にお伺いしました。

おこる

■中川ひろたか先生、長谷川義史先生から素敵なコメントを頂きました!

*中川ひろたか先生から絵本ナビ読者の方へ!

怒るというのは、
なかなかやっかいな感情です。
怒るのは、嫌だけど、
怒らなければならないってことは、ある。
人はどこまで、許せるか。
長谷川義史の「いいからいいから」というおじいちゃんみたいに
どこまでも、許せたらいいんだけど。
許せないことって、いったい、どんな時なんだろう。
怒らなくてはならないのって、どんな時なんだろう。
これって、人権のこと、平和のこと、
地球に暮らす人類全ての問題に通じることなんだよね、実は。

中川ひろたか

長谷川義史さんが描いたお二人のイラストです!

*長谷川義史さんにいくつかの質問に答えて頂きました!

Q:完成した絵本「おこる」をご覧になっていかがですか?
A:さて、この『おこる』というこの子は、どううけとめられるのでしょう。

Q:苦労した場面、逆に気に入っている場面はどこですか?
A:苦労した場面=海の花火の場面
  気に入っている場面=海でおしっこしている場面、鉄棒にぶらさがっている場面

Q:「怒る」という感情についていつも思っていたこと、または改めて感じたことは
ありますか?
A:おこっても、なんにもいいことおこらない。

Q:怒らない人になれそうですか?
A:なれないでしょう。

Q:読者にメッセージをお願いできますか
A:つまらないことでおこらないでね。

※この作品は、2007年3月に放送されたドキュメンタリーTV番組「情熱大陸 中川ひろたか編」から生まれた事でも大きな話題となっています。絵本「おこる」の誕生秘話から完成までのとても興味深いお話を、絵本ナビ読者の方に向けて、担当編集の方が語って下さいました! こちら >>>

みどころ

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出版社からの紹介

毎日怒られてばかりのぼく。
いやけがさしてひとりの世界へいってみるが、何をしても怒られないのはさびしすぎる。
けんちゃんはすぐに怒るし、ぼくも怒ることがある。
「なんで人は怒るんだろう」と深く考えさせる一冊。

ベストレビュー

馬鹿うけ

怒られているばかりの僕。
あまりおこられるから遠くへ行ってしまいたい。
それでは寂しすぎる。
思えば自分も怒ることがある。
おこっても気持ちはスッキリしない。
おこらない子になりたいな。
とてもいい話です。

そして、小学生低学年が中心の小学校の読み聞かせ。児童と保護者で100人ほどを前にして読み聞かせ開始。
最初のページで、「おこられた」と言うと笑い声があがりました。読み進むにつれて笑いはエスカレート。最後には大爆笑になって…。
一人で海に行くところでは、さまざまな反応をみせながら、すーっと静かになった。
「おこられる」という言葉に小学生は非常に敏感でした。そして、孤独感に関しても敏感でした。
話の中で、自分が怒られる立場から、お母さんやお父さんをおこる立場になったとき、子ども達は目を輝かせていたようです。
おこっても、おこられても気分はスッキリしない。最後のところはナットクだったのかどうか、少しざわついていました。
「話がウケた」というより、おこる、おこられるということに今の子どもがいかに反応するか。読み聞かせでこれほど子ども達が反応したこともないので、ある意味驚きでした。
(ヒラP21さん 50代・パパ 男の子12歳)

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