シリーズ第4巻。とにかく種類の多い虫たちの、それぞれじまんの色や形に着目し、色や形の意味や働きなどを説明しつつ、紹介する。擬態やカモフラージュなども紹介。
「栗林さんの虫めがね」シリーズ、最後の第4巻です。
1:発見、2:変身、3:瞬間ときて、4巻では「色形」に焦点を当てています。
この作品では、虫として面白い姿や体のパーツを
普段見られない大きさで(特殊穴カメラを使った)見せてくれていました。
見ていて一番笑ってしまったのは、“カヤキリ”の顔でした。
口の周りが赤くて歯の部分が黄色がかっていて、まるで前歯が出っ歯ている人みたいな顔でした。
面白いなぁと思って検索してみたら、すごく似ている虫で、
“クチキリギリス”というがでてきました。
でも、こっちの虫は歯の部分が鎌状になっていて、アップで見ると獰猛そうです。
“カヤキリ”の横の写真は、この“クチキリギリス”を持ってきてくれたら、比べた子どもたちが更に興味を増すかもな〜と、思いました。
もちろん予想通り、「擬態」の特集もしっかりしてくれているので、こっちも見ごたえがありました。
虫好きはもちろん、カメラ好き、不思議なことが好きな人にもお薦めです。でも、読み聞かせむkではなく、ブックトークや調べ学習など向きだと思います。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子21歳、女の子16歳)
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