ゾウさんのおっぱい。ネズミさんのおっぱい。ゴリラさんのおっぱい。ブタさんのおっぱい。いろんな動物が、おっぱいを飲んでいる姿が描かれています。
ゾウさんは、体の割に意外と小さなおっぱい。赤ちゃんがいっぱいいるネズミさんは、おっぱいもいっぱい。ブタさんも子だくさん。だから、たくさんのおっぱい。ゴリラさんは、毛むくじゃらの体につるっとしたおっぱい。
みんなおっぱいを飲んで、大きくなります。
そして……いよいよお母さんのおっぱいが登場。
お母さんのおっぱいを見つめるのは、赤ちゃんかな。それとも……?
お母さんと赤ちゃんの強いつながりを育む「授乳」という行為。客観的にはどんな風に見えているのか、読んでいると温かい気持ちで満たしてくれると同時に、ピシッと背筋を伸ばしてくれる一冊です。
おっぱい真っ盛りの赤ちゃんとも、おっぱいを卒業したお兄ちゃんお姉ちゃんとも、ぎゅっと触れ合いながら読んでみて下さいね。
(洪愛舜 編集者・ライター)
続きを読む