野ばらがにおう春の月夜でした。森の中の小さな病院に、「こんばんは」と、すんだ声でたずねてきた、こがらなむすめがありました。
安房さんらしい作品です
年老いてきたお医者さんと看護婦さん
次の担い手がいない・・・
現実的なおはなしなんですが
そこに現れるのは
なんと!うぐいす
絵がとてもマッチしていて
繊細な、憧れそうなうぐいすの看護婦さん
医療の技術もですが
「歌」で癒す力を自然に広めているのが素敵
恋をするのも素敵
そして、最後には・・・
思春期の入口の小学中学年位から
お薦めかな
気持ちが穏やかになりますよ (しいら☆さん 40代・ママ 男の子19歳)
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