真っ赤な夕日に照らされて、真っ赤な烏瓜がゆうやけこぞうになって山の中に隠れます。そこにもぐら、のうさぎ、やまどりなどの動物たちや、かめむし、すずむしなどの虫たちがやってきて、ひとつ、ふたつと見つけます。作者梶山さんの少年のころに見た風景から生まれた、日本の原風景を感じさせる、かぞえうたの絵本です。
梶山さんの幼い頃の思い出に からすうりが出てくるのでしょうね
♪秋のうた♪
まっかだな まっかだな からすうりってまっかだな もみじのはっぱも まっかだな しずむゆうひにてらされて まっかなほっぺたの きみとぼく まっかなあきにつつまれている
こんな歌を口ずさみたくなります
ゆうやけこぞうが かくれてる
かぞえうた もぐら のうさぎ やまどり(おしゃれが笑えます)
むささび かめむしまででてきて どちらかというと カメムシは 臭くて 嫌われ者ですが・・・
梶山さんの絵が 愛嬌があって
動物たちが 生き生きとして かわいい
のぎつねが からすうりを ここのつぶらさげて あぶらあげ 買いに行くところは お話しの世界のおもしろさが伝わり ほっこりします
ラストは からすうり とう(十個)かな?と思っていたら なんと おもしろいんです
ここが 梶山さんの センスであり 遊び心でもある絵本だな〜
わらべうたで 歌いたくなるような 楽しさがあります (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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