小学3年生の作者が、自分の家の牛が赤ちゃんを生んだときの様子を、ダイナミックなタッチで描いた。さわやかな感動あふれる作品。『日本の絵本賞・手づくり絵本コンテスト』内閣総理大臣賞受賞作品。
奇妙な絵と、新鮮な視点と、強烈な個性と、手作り絵本ならではの直筆の文章と、どれをとっても迫力満点の絵本ですが、作ったのが小学生三年生と知って驚きも倍になりました。
お話の構成力もしっかりしています。
内閣総理大臣賞を受賞して時の挨拶が載っていますが、その挨拶も素晴らしいと思いました。
今から30年も昔の作品ですが、その後の井戸田君の成長を想像すると、微笑ましく感じました。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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