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春の香りを代表する花、ヒヤシンス。球根の発芽から開花、そして茎が枯れるまでを、写真とイラストで解説。植物への初めての興味を大切に育てる科学絵本。
球根から葉を出し、花を咲かせるヒヤシンスの、成長を写真で紹介した絵本。
1992年刊行。原書:1989年。
球根のヒヤシンスをガラスの器で水栽培したことが何度かあるが、意外と知らないことがあってびっくりした。
改めて、1つ1つの成長を丁寧に見ていくと、下記の事が心に残った。
・球根からいきなり出来上がった丈夫な葉っぱが出る。
葉っぱだけでなく、茎やつぼみもいっぺんに出るようで、なんだかせっかちな印象。
・花は、実は1枚の花弁が筒状になったものだった。桜の花のように何枚かで作られているのではなかった。
・花が咲いた後に、実が成る。実から芽も出る。
(ネットで調べたら、実から育てることもできるが、花がさくまで5〜6年かかるそうだ)
・花が終ったあとの球根は、来年また成長して花を咲かせる。多年草。夏は休眠。
水栽培して、いつも花が終ると捨ててしまっていて、かわいそうなことをしたと反省。
次に育てる時は、長く植わっていてもらおう。 (渡”邉恵’里’さん 40代・その他の方 )
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