ある日、きつねが魚をぶらさげたかわうそをだまして、魚を食べてしまった。そこでかわうそは、きつねに魚のとり方を教えてやった。かわうその言うとおりにしたきつねは……。両者の知恵くらべが見もの。
単純な話ではあるけれど、水にしっぽを入れて魚がかかる期待にじっとしているきつねには哀愁を感じました。
あまり飾り気のない絵が、ぴったりだと思いました。
だましたかわうその仕返しに、あっさりとのってしまったきつねですが、あまり笑えないのは、きつねの感情表現が細やかだからでしょうか。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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