
ドーナツいけのおはなしともだちって なんだろう? 今回の主人公は元気な男の子、ドジョウのドジオ。ドジオはみんなと遊びたいのに、いつも泥んこで、じっとしていられない性格のせいで「かわりもの」と思われてみんなと仲良くしてもらえません。そんなドジオが空にむかって、「へんてこでもいいから、いっぴきでいいから、ぼくにともだちをください」と神さまに祈っていたその時、ドーナッツ池のすいめんに、バケツの水のかたまりといっしょにキンギョがおちてきました。初めてともだちができたふたりは、どうやって仲良くしてよいかわからないので、泥んこになってみたり、ふくれてみたり、お互いの姿を真似してみます。そこへ他の魚たちがやってきて・・・・・。

ドーナツいけシリーズは、低学年にもわかりやすく息子は大好きで図書の時間にいつも借りて読んでいます。
今回はキンギョが転校生としてやってきます。
ドジョウはいつもひとりぼっち。
泥の中にいるなんて変!汚い!と他の魚から言われ、気の合う仲間を見つけられずにいます。
キンギョもひとりぼっちだ、友達にならう!そう思って歩み寄るものの、お互い姿形、遊びも違います。
真似してみてもなんだか楽しくないし。
ある日、クラスメートがキンギョに興味を示しみんなと行ってしまいます。ドジョウはまたもひとりぼっちに。
でも、キンギョはクラスの仲間から外れてしまい...。
キンギョもドジョウもみんな違う。
一緒にいる意味とは?
友達って何だろう?
易しい言葉で語られますが、内容は深く、大人も考えさせられます。
今回のドーナツいけシリーズも子供達の日常に沿った身近なテーマで興味深いです!! (あさのこさん 30代・ママ 女の子8歳、男の子6歳)
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